新年を迎え、区民の幸せと安泰を祈願する沙上区の代表的な年初行事である「沙上伝統タルチプノリ」地域住民が多く参加した中、様々な韓国の伝統遊びも体験できる祭りだ。タルチプノリは、昔から旧暦１月15日の満月の日に開かれる行事として、主に農耕生活を営んで来た沙上地域で受け継がれ行われてきた。
壮大な街頭パレードと共に展開されるキルノリ（街頭練り歩き）を皮切りに、高さ20メートルの大型のダルチプ（わらや松の葉、薪などを小屋の形に積み上げたもの）を作り、月令祈願祭を執り行なう。そして月が昇ると同時にこれに火を放ち燃やす。この行事は韓国嶺南圈最大のタルジプノリとして各種民俗遊びも並行して行われている。