無形文化財第9号 - 釜山霊山斎 霊山斎とは釈迦が霊鷲山で行った説法会である霊山会相を再現した儀式で、仏教においては霊魂が極楽浄土に行けるよう祈願する儀式の中でもっとも大きな儀式である。 新羅以来、仏教の思想的な背景をもとに形成され、仏教文化の真価が見られる伝統芸能としての価値が高いといえる。釜山霊山斎は通度寺と梵魚寺を中心に古くから伝承されてきた。由来、構成、及び進行の手順が独創的、かつ素朴な地域特性があり、現在（社）釜山霊山斎保存会が釜山霊山斎の伝承・保存のために努力している。